ネステナーの種類と現場や用途による選び方
ネステナーの形状の種類については以下のものがあります。
正ネステナー
荷物を載せるパレットが下についているタイプのネステナーです。正ネステナーは荷物を載せたまま移動や積み重ねができます。
また、荷物を下さなくてもネステナーごとトラックに積むことができます。荷物の移動や積み下ろしを頻繁に行う現場に向いているネステナーです。
逆ネステナー
パレトップが上についているタイプのネステナーです。パレットに置く荷物と地面に置く荷物を合わせて、二段分の荷物を置いておくことができます。
逆ネステナーは正ネステナーより多くの荷物を保管できます。一台で二段分、二台で三段分、三台で四段分の荷物を置いておくことができます。
常に同じ場所にネステナーと荷物を置き、かつ沢山の荷物を保管する現場に向いているネステナーです。
ステージ付き正ネステナー
正ネステナーの上の部分にフレームがついていてもう一つパレットをつけられるネステナーです。逆ネステナー同様、二段分の荷物を置くことができます。
フレームにパレットを置けば多くの荷物を置くことができ、パレットを外せば正ネステナーとし使うことができます。ネステナーの使用を多様な形で行う現場に向いています。
正逆両用ネステナー
上下どちらの向きに置いても使えるネステナーです。パレットを下にすれば正ネステナーに、上にすれば逆ネステナーになります。
ステージ付き正ネステナー同様、多様な使用を行う現場に向いています。ネステナーの大きさの種類は製造・販売会社で異なりすが、ある会社のネステナーを例にあげると幅130㎝・奥行120㎝・高さ120㎝~幅155㎝・奥行120㎝・高さ140㎝(すべて外寸)の範囲で製造されています。
また、特注サイズとしてですが最大幅300㎝・奥行230㎝・高さ280㎝まで対応されています。ネステナーの材質には、ステンレス・ZAM材・亜鉛材などがあります。
保管場所や用途によって材質の違うネステナーを選ぶこともできます。